いざという時に、

臨終後、どうしたらいいんだろう?
1年間の流れは?
という疑問を解消しましょう。
- 臨終から1周忌までの基本の流れ
葬儀と法要
身内を亡くしたばかりのときは、悲しみで何事も手につかなくなると思います。
しかし、臨終を迎えると同時に行わなければならない事がたくさんあります。大まかに臨終から、1周忌までは10つの項目になります。
いざという時も大まかな内容を知っておくとスムーズに対処できるので、一つ一つ順を追って確認してみましょう。
臨終から1周忌までの基本の流れ
1.臨終
近親者・親族・友人知人などへ連絡をしましょう。死亡診断書などは病院で受け取っておきましょう。
2.遺体の搬送先
遺体の搬送先を決めましょう。自宅に安置する場合は、自宅の準備をしましょう。
3.通夜・葬儀・告別式の準備
まずは喪主を決めましょう。
そして、葬儀の形式、規模、費用について家族で話し合い、遺影の準備や必要資金の準備をしましょう。
4.通夜
喪主は僧侶をむかえて、戒名を授かります。そして、通夜振る舞いの席であいさつを弔問客へ挨拶をしていきます。
よくある通夜の疑問をまとめてますので、一緒に確認してみましょう。

5.葬儀・告別式
葬儀と告別式を終えたら、故人と最後の体面をして出棺となります。
喪主は位牌を手にして、棺とともに霊柩車に乗り火葬場へ向かいます。
6.火葬・還骨法要
拾骨は一般的に足の方から骨壺に納めていきます。そして、火葬場に火葬許可証を提出し、埋葬許可証を受け取ります。
7.葬儀後
葬儀が終わったら、支払いなど葬儀に関わった後始末が必要になります。
また、あいさつ状や本位牌の準備など四十九日忌法要の準備を始めます。
8.四十九日忌法要
亡くなってから四十九日後に行う法要になります。実際の忌明けより前の日にちを選ぶのがならわしになってます。
9.遺品の片づけ・形見分け
保管する必要があるもの、処分するものを一つずつ確認しながら進めましょう。
10.一周忌法要
亡くなった翌年の祥月命日に行う年期法要になります。大事な法要になりますので、列席者を招いて手厚くお願いします。
近年
近年では、葬儀の代わりに「お別れの会」「偲ぶ会」などを開き、形式を張らずに個人のお別れをするスタイルも登場してきています。
重要なのは、故人の遺志を尊重し、故人に対して良い弔いとなるようにしましょう。
まとめ
大まかな流れを把握しておけば、いざという時も落ち着いて対処できるので、事前に確認しておきましょう。