いざという時に、

定年後の家計は、どんな事に注意したらいいんだろう?
という疑問を解消しましょう。
- 定年後の家計を守る5つのポイント
消費税UPに負けない!6つのポイント!
消費税の引き揚げにともない、気になるのが家計にかかる負担だと思います。
生活のスタイルの見直しをしたり、お得な決済方法の利用など、増税で家計を圧迫しないためのポイントを6つ紹介します。
1.「消費・浪費・投資」はバランスよくしましょう
気になるのが消費税増税の問題だと思います。
しかし、じつは月々の生活費の約3分の1は家賃や生命保険料などで消費税はかかっていないのです。
つまり、消費税増税の影響をうけるのは残りの約3分の2になります。
その3分の2の支出を見直す事に、やりくりポイントが隠されています。
重要なのは、支出の「消費・浪費・投資」の3つを意識するが大切になります。
その「消費・浪費・投資」の違いを確認していきましょう。
消費
生活に必要なものを購入するために支払いのことをいいます。
例えば、家賃や生命保険料、税金、食費、水道光熱費、教育費、医療費、被服費などにあたります。
浪費
生活には直接必要なではないものや、今を楽しむだけの支出になります。
いわゆる「ムダづかい」と呼ばれるものになります。
たとえば、衝動買いや本来払わなくてすんだ手数料などをさします。
投資
必ずしも生活には必要ないものですが、将来の自分に役立ちそうだったり、可能性を広げたりするための支出になります。
たとえば、書籍代や貯蓄、自分へのごほうびなどになります。
2.キャッシュレス決済を賢く活用する
キャッシュレス決済とは、クレジットカードやスマーフォンのアプリを利用して代金を支払う決済方法のことです。
購入額の一部がポイントとして還元されるため、現金払いよりもお得に利用できます。
さらに、今回の消費税増税とあわせて政府が打ち出したのが、キャッシュレス決済によるポイント還元制度になります。2020年6月(この記事では、あと2ヶ月)までの期限付きで、中小企業や個人店で支払いをすると5%、コンビニやガソリンスタンでは2%がポイントで付与されます。
キャッシュレス決済で、一番気をつけたいことは、支出の管理になります。なににどのくらいお金を払ったのかが見えにくいため、支出が増えやすい傾向にあるようです。
ポイント還元のためにキャッシュレス決済を利用したはずが、かえってムダな出費を増やす事態を避けるためにも、キャッシュレス決済の特性を理解して、慣れるところから始めてみましょう。
キャッシュレス決済と現金との違いや、キャッシュレス決済の不慣れな方は下記をご覧ください。

3.特別的な支出は予算を決めて乗り切ろう
結婚式のご祝儀や出産祝い、お香典、医療費など想定外の出費は、大きな負担になります。
本来なら、現役時代に特別的な支出分も考慮して貯蓄しておくのがオススメです。
用意できなかった場合は、年間の支出額を予算化し、生活費から捻出しましょう。そのためにも、毎月の支出を把握しておくことが重要です。
4.軽減税率を理解して増税対策に役立てる
消費税増税に不安を覚える人も多いと思います。
増税と同時期に導入された「軽減税率制度」はご存知ですか?
「軽減税率制度」とは、家計への負担をできるけ少なくするために一部の品目においては税率が8%のまま据え置きになってます。
外食やケータリングなどは軽減税率が適用されない一方で、テイクアウトや出前は対象になります。
見極めるポイントは、食事をするための設備やサービスが提供されているかどうかです。
例えば、ファーストフード店では、店内で食べるよりも持ち帰る方が税率を抑えることができます。
軽減税率の対象・対象外をとなる分野を理解すれば、やりくりのポイントも見えてくるでしょう。同じ商品でも購入方法を工夫するなど、制度を有効に活用しましょう。
5.「年金以外の収入」を感がる
老後の貯蓄が少ない人は、生活費を切りつめるだけではなく、年金以外に収入を得る手段はないか考えてみましょう。
最近では60歳をすぎてにも働ける環境が整いつつあり、65歳までは再雇用という形態で雇い入れる企業はもちろん、65歳以降に延長する企業もあるので、勤務先の制度をあらかじめ調べておきましょう。
そのほか、不用品をネットオークションで売るなど、なんでも構わないので「収入につながりそう」「自分にもできそう」と思ったことをやってみるのも一つです。
まとめ
5つのポイントは理解できましたか?
5つのポイントより重要なのは、
家計の赤字を悲観しすぎない
ことが一番重要になります。
「これ以上家計をきりつめられない」と悲観的にならずに、生活費のムダがないかもう一度見直してみましょう。
それぞれにあった最適なバランスを目指しましょう。