意外と忘れがちな高額療養費制度!?事前に限度額認定証明証を取得しておこう!

各種届け出

高額療養費制度とは!?

健康保険証を掲示すれば、医療費の自己負担は3割で済みのは皆さん知っていると思います。

しかし、1カ月に同じ医療機関や薬局の窓口で支払った額が、自己負担額の上限(所得によって決定。一般的な所得の負担限度額は9万円程度)を超えると、超過分は1%の負担で済み、払い過ぎた分が戻ってきます。

また、1年以内に同制度を3カ月利用していれば、4カ月目以降の限度額は引き下げになるので、医療費の多くかかった年でも安心です。

□所得により医療費の自己負担額が決まる
□限度額を超えた場合、申請すれば戻ってくる

どんな時にもらえる!?

同じ医療機関で支払った1カ月間(1日~末日)の医療費が自己負担限度額を超えたときです。

しかし、保険適用外の治療や入院時の差額ベット代、食費の一部は自己負担となります。

どうやって申請する!?

加入している健康保険組合へ申請します。

組合によっては自動的に還付され、給与と一緒に振り込まれることもあります。

相談や問い合わせは、地方自治体や社会保険事務所、健康保険組合の窓口になります。

申請の方法

どこへ申請しにいけばいい!?

加入している健康保険(国民健康保険も可)の窓口へ直接持っていく、あるいは郵送も可能です。

なにが必要!?

まずは、限度額を超えた月に健康保険組合から送付されてくる、または窓口やHPから自分で入手した高額医療費申請書。

他に、医療費の領収書、国民健康保険ならそれに加えて印鑑、健康保険証、預金通帳などが必要です。

いつまでに申請すればいい!?

診療した月の翌月の1日から2年以内に申請する必要があります。

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いくらもらえる!?

たとえば所得区分が、一般的に多い年収370万~770万円の場合に、1ヶ月に100万円の医療費がかかったら…

自己負担の限度額は

8万100円+(100万円-26万7000円)×1%

=8万7430円

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つまり、払い戻し分は

➡30万円-8万7430円=21万2570円

になります。

限度額適用認定証とは!?

「限度額適用認定証」は窓口で保険証と一緒に提示すれば、その場で自己負担限度額のみの支払いとなります。

限度額適用認定証を利用すると窓口立て替えが不要になる!?

いくら高額療養費制度を利用したことで医療費が戻ってくるとはいえ、病院の窓口ではその高額な費用を一度自分で立て替えて支払わなければなりません。

そのうえ、払い戻しも申請してから3~6カ月後とだいぶ先になってしますため、お金に余裕がないときには大変です。

そこで、入院が必要になるときなど、医療費が高くなりそうだということが事前に分かった時には、「限度額適用認定証」をあらかじめ取得しておくのがおすすめです。

限度額適用認定証を医療機関の窓口で提示すれば、初めから窓口で負担する額が、自己負担限度額まででよくなるのです。

つまり、高額療養費を後日申請する必要がなくなります。

たいていの場合は、事前に「限度額適用認定申請書」を全国健康保険協会(協会けんぽ)の都道府県支部に提出することで、認定証を交付してもらえます。

ちなみに、認定証には申請月の1日~最長1年間の有効期限があります。